2007年2月9日金曜日

簡単にできるルーマニア料理

≪Salata de vinete(サラタ・デ・ヴィネテ)≫

焼きナスをたたいて、塩・コショウで味を調え、
オリーブオイルを加えて作るペースト。
そのままでもいいが、パンにのせて食べることが多い。
好みでたまねぎのみじん切りが入ったり、
オリーブオイルの代わりにマヨネーズを入れる場合もある。

何を隠そう、私はこのサラタ・デ・ヴィネテが大好き。
ルーマニアでは非常にポピュラーで、おそらく最も簡単な料理。
でも日本で作るのは、なかなか大変だ。
なぜならナスが小さいから。
ルーマニアのナスは日本のナスの5倍はあるし、
焼きナスにしたら10倍ぐらい(?)の違いになると思う。

ちなみにルーマニア語で、Nasu(ナス)とは、鼻のこと。

2007年2月7日水曜日

チョコレートの思い出

バレンタインシーズン到来。
最近では、いろいろな国のチョコレートが
ありますね。
そんな折、友人から
「ルーマニアのチョコレートとかないの?」
と聞かれました。

ふと思い出したルーマニアとチョコレートの思い出。

チョコレートって、もともと高級なお菓子ですよね。
1990年代のルーマニアでは特にそうで、
板チョコはちょっとしたプレゼントでした。

ルーマニアのチョコレートといえば、Poiana(ポイアナ)。
ちょっと厚めの板チョコなのだけど、これをもらうと本当にうれしかったなぁ。

当時のルーマニアのチョコレートは、チョコレート風味のパウダーに
粉ミルクを混ぜたようなパサパサしたものが多かったのですが、
このポイアナチョコレートだけは「これぞチョコレート」っていう感じで、
食べるたびに幸せでした。

今でもルーマニアに行くと、修復家の先生が決まって
私にチョコレートを用意しておいてくれます。
最近は、板チョコじゃなくて、箱入りです。
必ずふたつくださるんですよ。
「ひとつは君に。もうひとつはお世話になった人にあげなさい」って。
ルーマニアチョコレート伝説は、まだ健在のようですね。

もうひとつの思い出といえば、
プロボタ修道院の修復家たちと分け合ったチョコレート。
お店もなかったから、みんなで誰かのお土産のチョコレートを
分け合って、(取り合って、)食べたなぁ。
そうそう、お腹がすきすぎて、タンポポまでみんなで摘んだっけ。
結局、大自然で育ったタンポポの葉は硬すぎて
とても食べられなかったけど。

最近、おいしいチョコレートがたくさんありますが、
あの頃のようなおいしさには出会えていないなぁ。

2007年2月2日金曜日

修復を通じての『創造』

Project R大野です。
White Shipのオフィスにて、Project Rのコアメンバーとミーティング。
集まったメンバーは、アート・IT・監査法人といった各方面で活躍している個性豊かな面々です。



主な議題は、プロジェクトの方向性に関するアイディア出し。
個性豊かな面々ゆえに、議題の枠にとらわれない様々な意見がありました。

その中で出てきたキーワードのひとつが『創造』というテーマ。

『保存・修復』というと、どうしても『物を残す』という行為だけに思われがちです。
しかし、Project Rの修復活動は、
単に『残す』ということにとどまらず、
文化遺産の保存・修復を通じて歴史を省みることで、
それにかかわる人々が、その地域の伝統・文化・生活・精神といったアイデンティティを再認識し、これらを未来へ“創造的に”継承していくことを目指しています。
つまり、単なる伝統の継承ではなく“+αを創造する”ことなのです。

簡単に言うと、「過去なくして未来は語れない」ということです。

現在この『創造』というテーマを軸に、具体的なプロジェクトの取り組みについて企画検討を進めています。
内容については、随時ブログでもお伝えしていきます。

皆さんのご意見もぜひ聞かせてください。